ニンジン 小さいときに不良にならないように!!


「小さいときに不良になったら治らないよ!」 育児の話ではないです、ニンジンの栽培の話です。 

農家の人に聞いた話ですが、ニンジンは土の中で出来たときのままの形で大きくなるそうです。出来始めた小さい根は、そのままの形で太って伸びていくとの事です。播種した真下に小石があれば、すぐに二股になったり、奇形し、その状態で大きくなっていきます。

 
どの野菜も土づくりは重要ですが、特にニンジンは土づくりが収穫や品質に影響します。
 
セリ科は、土の粒形が細かく、均一な沖積土の堆積した土地を好みます。肥料やたい肥は未分解の粗大有機物が残らないように一ヶ月前までに施用して、トラクターを3~4回かけておくらしい。
 

ニンジンの語源は、16世紀に渡来したときに、既に渡来していた朝鮮人参に似ていた事からセリ人参と呼ばれたことからが由来で、当時 朝鮮人参同様に人の形のように二股が多かったのではないかと想像します。しかし朝鮮人参はウコギ科で、ニンジンは、セリ科です。

 
食品工場やレストラン等で使用される業務用のニンジンも近年は加工のし易い奇形変形のない原料が好まれます。日本の産地はもとより、中国の産地でもやはり砂地でニンジンは栽培され、形の良いニンジンのみ選別され輸出されています。スーパーでは需要はない中国産ニンジンですが、中国産と言えども スーパー店頭に並んでも遜色のない綺麗なものです。
 
首舜(スペソン)では、業務用に中国産ニンジンを中国の北から南まで産地リレーし、年中安定して供給しています。
 
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