松茸 松茸ビジネスは万国共通だった?
産地での松茸ビジネスの形態は、中国でも、北米でも、ほぼ同じです。
山に入って松茸を採ってくる人たち、その松茸を集めてパックして輸出する業者。
採る人たちと出荷する業者とを仲立ちするブローカー。
自然発生的に市(ステーション)が出来、商品が流通します。
又、産地情報は、とても重要で、どこの産地が多くなったとか、少なくなったとか、
どこの産地が出始めたとか、どこの産地が終わったとか。
出始めと終盤では、傘の開き具合が違って、それらが全て 価格に影響しますので、情報が毎日飛び交います。
携帯電話によって、更に情報がスピーディになったとも言えます。
需要と供給のバランスによって、価格変動が起こるのは当たり前で、情報によっても価格変動が起こる事さえあります。
又、秋の味覚である為、皆が欲しい時期が集中し、更に価格が動きます。
松茸を収穫する数多くの人たち(ピッカー)と ブローカーの間では全て現金取引です。
と言う事は、収穫する山でたくさんの現金が必要です。
山にある銀行の支店で現金がなくなるほどです。
以前、聞いた話ですが、収穫のピークになると カナダのバンクーバーでは銀行が輸出業者へ松茸の取引が多くなるかどうかを聞き、
多くなりそうだと、1,300㎞以上離れた山麓の支店へ現金輸送車を走らせたそうです。
数多くの人が携わって、需要と供給のバランスで価格が形成され、取り引きされる。
まさしく経済学の基礎的なビジネススタイルがそこにあります。
さあ、今年の松茸はどのような展開になるのか、多いのか 少ないのか、きれいなのか。
生鮮松茸は、首舜(スペソン)の得意とする主要品目です。
豊富な情報と共に安定的に供給して参ります。
何なりとお申し付け下さい。
青果ご担当者様、青果バイヤーの皆様へ、
生鮮松茸のご用命は、首舜(スペソン)へお願いします。
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