枝豆 生鮮輸入枝豆は、コールドチェーンが欠かせません
生鮮輸入枝豆が未だに台湾産のみであるのは、前回お話したように枝豆が最も早い時期に収穫でき、
そして、2つ目に輸送が早い(日本に近い)ことからです。
発熱性が高い枝豆は、枝より外した時から糖度が下がり、品質劣化が始まると言われます。
出来るだけ早く温度を下げて、作物を休眠状態にして、その状態を維持しながら店頭へ並べる。
『コールドチェーンを駆使しながら、出来るだけ早く』がポイントです。
生鮮の台湾産枝豆は、もぎ取ったその日の内に、冷水につけて洗い、ネットの袋詰めまで終了させて、冷蔵倉庫で充分に冷やします。充分に冷やされた枝豆は、40フィートの冷蔵コンテナに積められ、台湾の港(高雄港)へ、冷蔵コンテナが港に着いたら直ぐに船に載せられ出航。
いやはや、船の出航に合わせて、収穫から、冷却、袋詰め、箱詰め、コンテナ積めとスケジュールされて出荷され、そして、神戸港に到着しても、スピーディーに、検査、通関、配送という形でスケジュールされて店頭へ並べられます。
もちろん、冷蔵トラックで店頭へ運ばれますので、コールドチェーンは途切れません。
気温の高いところで栽培し、収穫後すぐに冷やして店頭販売までコールドチェーンを切らさず、出来るだけ短い期間でお届けする。
美味しい枝豆をお届けする為に、輸入商社も努力を怠りません。
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